介護士とうつ病

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世間一般の介護士のイメージに「優しい」というのがあるだろうが、介護士もやはり十人十色で優しい介護士もいれば意地悪な介護士、働かない介護士、仕事はするが無愛想な介護士、常にイライラしている介護士など様々な介護士がいる。

どこの職場でも十人十色の職員はいるだろうが、介護の場合は社会一般のそれとはちょっと違うところがある。

介護士になったきっかけ

介護の世界に足を踏み入れたきっかけで多いのは

  • 家族の介護をした
  • おじいさんやおばあさんが好き
  • その前に働いていた会社の業績不振やリストラ
  • 世のため人のためになることがしたい
  • 社会社会した職場に嫌気がさした
  • とくに介護以外できることがなかった
  • 最初から介護以外考えていなかった

などが多く、最初はとても優しく穏やかな気持ちで介護士になろうとしていた者も多いだろう。
だが、介護を知るにつれてだんだんと初心を忘れていってしまう。
それは感情に左右されないという意味では悪いことでもないのだが、初心を心に留めておくよう心がけることはやはり大切なことだと思う。

介護を知る

その「介護を知る」とは一体どういうことなのだろうか?
そこには

  • 思い描いていたおじいさん、おばあさんと違う
  • 介護業務は忙しく、力仕事も多いため腰痛などになりやすい
  • 排泄介助などの汚い系の仕事を続けると辛くなってくる
  • 介護士という仕事を見下したような高齢者が多い
  • 介護保険に則った仕事には無理がある

など様々なことが考えられるが、中でも夜勤を含めたローテーション勤務と介護特有の人間関係は特筆すべきものがある。

ローテーション勤務は早番、日勤、遅番、夜勤と基本的には4つのシフトを職員で回していくことになるのだが、早番は朝の6時から、夜勤は夕方から16時間以上働かなければならないようなところもあり、今日は早番、昨日は遅番、明日は夜勤といった生活を半年も続けると体や精神に影響のでやすい職員はだんだんと見た目も態度も変わってくる。

そしてそれに気がつかないどころか手伝おうともしない主任や支配人、副支配人の元で看護師、利用者にいびられていたら、さすがに働き続ける理由を見つけるのは難しくなってくる。

さらには、チームワークが大切な介護の仕事で人間関係が悪いとなると真面目に介護を考える職員が退職を希望したり、うつのような状態になったとしてもなんらおかしなことではない。

そしてそういった状態に陥りやすい介護士に限ってわりと優秀な介護士が多い。

介護の世界では「いい介護士ほど辞めていく」という言葉はよく聞くが、いつまでもこれで良いのだろうか?

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kumo

他も見てみたいという気持ちから特養、有料、ショート、デイ、訪問入浴で働いてきました。 特養では介護職として、デイサービスでは立ち上げから運営、そして現在は都内の施設で現場もこなす生活相談員として働いています。 自分の家族介護と介護士としての介護の経験が少しでも介護に悩む方の力になれたらと願っています。
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