5分でわかる 今どきの高齢者

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高齢者 まとめ

今どきの高齢者ってどんなイメージですか?

今回は以前に「高齢者に関しての興味深い話」で説明した内閣府より公表されている高齢者のデータをもとに、今どきの高齢者を要約してみたいと思います。

【参考:内閣府 平成26年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況

高齢化の状況

平成26(2014)年10月1日現在の日本の状況

  • 総人口:1億2,708 万人
    ・65歳以上:3,300 万人(過去最高)
  • 総人口に占める 65歳以上の割合:26.0%
    ・65~74 歳:13.4%
    ・75 歳以上:12.5%

平成25(2013)年の平均寿命

  • 現在で男性 80.21歳
  • 女性 86.61歳

地域別にみた高齢化

平成26(2014)年現在の地域別の高齢化率

 総人口65 歳以上の人口高齢化率
1位東京都
13,39万人
東京都
301万人
秋田県
43.8%
2位神奈川県
9,09万人
大阪府
226万人
青森県
41.5%
3位大阪府
8,83万人
神奈川県
211万人
高知県
40.9%
45位高知県
0.73万人
佐賀県
0.25万人
滋賀県
32.8%
46位島根県
0.69万人
島根県
0.21万人
愛知県
32.1%
47位鳥取県
0.57万人
鳥取県
0.17万人
沖縄県
30.3%

過去最高となった社会保障給付費

社会保障給付費全体

  • 平成24(2012)年度:108兆5,586億円(過去最高の水準)

社会保障給付費の国民所得に占める割合

  • 1970年度:5.8%
  • 2012年度:30.9%

高齢者関係給付費

  • 高齢者関係給付費:74兆1,004億円
  • 社会保障給付費に占める高齢者関係給付費の割合:68.3%

高齢者を取り巻く環境の現状と動向

高齢者のいる世帯は全体の4割

  • 全世帯5011万世帯のうち65歳以上の高齢者がいる世帯:44.7%(2242万世帯)

興味深いのが、三世代世帯は減少傾向にあるのに対して

  • 親と未婚の子のみの世帯(世帯全体の19.8%)
  • 夫婦のみの世帯    (世帯全体の31.3%)
  • 単独世帯       (世帯全体の25.6%)

の3つは増加の傾向にあるということです。

一人暮らし高齢者は増加傾向

一人暮らし高齢者が高齢者人口に占める割合

  • 昭和55(1980)年:男性4.3% 女性 11.2%
  • 平成22(2010)年:男性11.1%、 女性20.3%

高齢者の経済状況

60歳以上の高齢者の経済的な暮らし向き

  • 『心配ない』: 71.0%

高齢者はなぜそんなにお金をもっているのか?

高齢者世帯は、世帯人員一人当たりの年間所得が全世帯平均と大きな差はなく、約7割の世帯は 公的年金・恩給の総所得に占める割合が80%以上

高齢者の貯蓄

  • 世帯主が65歳以上の世帯では、貯蓄は全世帯平均の1.4倍
  • 世帯主が 60~69歳の世帯及び 70歳以上の世帯では他の年齢階級に比べて大きな純貯蓄を有して いる
  • 世帯主が 65歳以上の世帯の平均貯蓄額 2,377万円で、全世帯平均 1,739万円の約 1.4倍となっている

生活保護受給者

  • 平成25(2013)年における65歳以上の生活保護受給者数:88万人
  • 65歳以上人口に占める65歳以上の生活保護受給者の割合:2.76%
  • 全人口に占める生活保護受給者の割合:1.67%

高齢者の健康と福祉

65歳以上の高齢者の日常生活への影響 (人口1000人当たり)

 総数男性女性
日常生活動作119.3107.6128.5
外出118.498.4134.1
仕事
家事
学業
94.472.7111.3
運動83.391.277.1
その他33.633.233.9

健康寿命

健康寿命とは日常生活に制限のない期間のことです。

平成25(2013)年時点の健康寿命

  • 男性が71.19歳
  • 女性が74.21歳

死因別死亡率

65歳以上の高齢者の主な死因別死亡率

順位病名死亡数
1位ガン947.0
2位心疾患561.0
3位肺炎375.0
4位脳血管疾患337.2
5位老衰219.4

高齢者と介護

急速な高齢化が進めば、介護が必要な要介護者の数も当然、急速に増えていきます。

要介護か要支援と認定された65歳以上の方の数

  • 平成24年度末:545.7 万人(平成13年度末に比べ258.0万人増加)

要介護者認定の状況

65~74 歳75 歳以上
要支援要介護要支援要介護
21.3
万人
47.3
万人
128.2
万人
348.9
万人
1.4%3.0%8.4%23.0%

費用の負担

内閣府で行ったで60 歳以上の方への介護が必要になった場合の費用負担に関する意識についての調査を見ていきます。

子どもに介護などの世話を受けたり、老人ホームに入居したり、在宅でホームヘルプサービスを受 けたりする場合の費用をどのようにまかなうか?

こちらに対しての答えが以下になります。

  • 「特に用意しなくても年金等の収入でまかなうことができると思う」が 42.3%、
  • 「その場合に必要なだけの貯蓄は用意していると思う」が 20.3%
  • 「わからない」が10%
  • 「子どもからの経済的な援助を受けることになると思う」が 9.9%
  • 「貯蓄だけでは足りないが、自宅などの不動産を担保にお金を借りてまかなうことになると思う」が 7.7%、
  • 「資産の売却等でまかなうことになると思う」が 7.4%、
  • 「その他」が1.9%

介護者の存在

要介護者等からみた主な介護者の続柄

  • 同居している配偶者   26.2%
  • 同居している子     21.8%
  • 同居している子の配偶者 11.2%
  • 事業者         14.8%
  • 不詳          13.0%
  • 別居の家族         9.6%
  • その他の親族                     1.8%
  • その他                            1.0%
  • 同居している父母      0.5%

介護者の男女比率

  • 男性:31.3%
  • 女性:68.7%

老老介護

同居している主な介護者のうち、60歳以上の方が占める割合

  • 男性:69.0%
  • 女性:68.5%

介護を受けるなら?

日常生活を送る上で介護が必要になった場合に、どこで介護を受けたいか?(対象は、全国60歳以上の男女)

  • 「自宅で介護してほしい」(男性 42.2%、女性 30.2%)
  • 「介護老人福祉施設に入所 したい」(男性 18.3%、女性 19.1%)
  • 「病院などの医療機関に入院したい」(男性 16.7%、女性 23.1%)
  • 「介護老人保健施設を利用したい」(男性 11.3%、女性 11.2%)

治る見込みがない病気になった場合、どこで最期を迎えたいか?(対象は:全国55歳以上の男女)

  • 「自宅」が 54.6%
  • 「病院などの医療施設」が 27.7%

高齢者の生活

全産業における高齢者の雇用者数

  • 60~64歳の雇用者は447 万人 (平成15年より153%増加)
  • 65歳以上の雇用者は 414 万人(平成15年より189%増加)

さらに、定年到達者の状況をみると、平成 26(2014)6月1日の時点においての過去 1 年間の定年到達者のうち、継続雇用された人の割合は81.4%となっているいるようです。

生活環境

生きがい

60 歳以上の高齢者が生きがいをどの程度感じているか?

 男性女性
十分に感じている14.716.7
多少感じている49.050.5
あまり感じていいない25.720.9
全く感じていない3.73.7
わからない2.22.4
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kumo

他も見てみたいという気持ちから特養、有料、ショート、デイ、訪問入浴で働いてきました。 特養では介護職として、デイサービスでは立ち上げから運営、そして現在は都内の施設で現場もこなす生活相談員として働いています。 自分の家族介護と介護士としての介護の経験が少しでも介護に悩む方の力になれたらと願っています。
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