どれを選んだらいいのかわからないという方へ「はじめての介護サービス一覧」

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介護にかかわる方や、介護を仕事としている方にとって「介護サービスの種類」というのは、ある程度は理解していることだとは思いますが、これから介護サービスを利用しようとしている方にとっては「介護サービスの種類」は無数にあり、少し複雑にも感じることだと思います。

今回の記事では、たくさんある介護サービスの種類についてを、できるだけ簡単に説明していきたいと思います。

介護サービスは、介護認定を受けなければ利用することができませんので、介護認定をまだ受けていないという方はこちらを先にお読みください。

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介護サービスの種類

介護保険を利用したサービスというのは、大きく3つに分けられます。

  1. 居宅サービス:自宅を拠点としたサービス
  2. 地域密着型サービス:自宅のある地域に重点を置いた地域型サービス
  3. 施設サービス:特養などの施設で受けるサービス

ここで、ちょっとややこしくなるのが、居宅サービスと地域密着型サービスの違いです。
この2つの具体的な介護サービスは、どこか似ているところがあり、ややこしくなってしまいがちですが、地域密着型サービスは住んでいる場所が関係している、少数制ということだけ理解しておけば十分だと思います。

例えば、通所介護と地域密着型通所介護は、どちらも同じデイサービスのことなのですが、

  • 通所介護:19名以上の通常規模以上の大きさ
  • 地域密着型通所介護:18名以下の小規模+その通所介護事業所がある地域の方のみが利用の対象

と同じ通所介護でも地域密着型とつくだけで、その対象と規模が変わってくるということなのです。

ほぼ全ての介護サービスについては、別の記事にて良いことも悪いことも詳しく書いてありますので、気になる介護サービスがありましたら、ご覧になってみてください。

居宅サービス

居宅サービスは、13のサービスから成り立っており、そのほとんどは自宅を拠点としている昔からある介護サービスです。

地域密着型サービス

地域密着型サービスは、幾つかの点が居宅サービスと似ていますが、その大きな違いは「自宅のある地域に重点を置いている」という「地域型サービス」であり、その特徴としては以下の3つが挙げられます。

  • ここ数年で生まれた新しい介護サービス
  • 自分が住む地域にある介護事業所でなければ利用ができない
  • 「看護」も同時に受けられる介護サービスが存在する
  • 個人か少人数制となっている

施設サービス

施設サービスは、特養や病院といった「ある程度大きな施設に入所してサービスを受ける」というのが主な特徴です。

介護サービスの分類

居宅サービス・地域密着型サービス・施設サービスをわけて分類するとかなりややこしいので、ここでは大きく利用の仕方別で分類させていただきました。

★ がついているものは地域密着型もあります。

  1. 訪問系:自宅にいながら受けられる介護サービス

  2. 通所系:自宅から通い受ける介護サービス

  3. 入所系:自宅から離れて受ける介護サービス

  4. マルチ対応系:訪問・通所・入所の3つを兼ね備えている

  5. その他:少し特殊な介護サービス

まとめ

どんな介護サービスを利用するのかを迷ったら、やはり担当のケアマネに相談することが最も手っ取り早いのですが、介護をする側と介護をされる側の状態を考慮した上で選ぶことが私個人としては最も大切なことに思えます。

やはり家族としては、「いままで世話になってきた親を見捨てるようで、施設には入れられない」と考えるかもしれませんが、自分の体や精神状態を壊してしまったら元も子もありません。

ここで参考にしていただきたいのが、厚生労働省の資料です。

平成24年度末での、通所介護(デイサービス)の利用者は約160万人と介護サービス利用者全体の3人に1人が利用している。【参考:厚生労働省

このことからも、家族介護をされている多くの家族は、同じようなことを考えているように思えます。

通所介護(デイサービス)であれば、毎日自宅に戻ってこられますし、デイサービスによっては「お泊りサービス」をオプションとして提供しているところもありますので、「少し休みたいけれど、預けるのはちょっと」といった家族の要望に応えるという点では通所系はバランスが取れているといえるのではないでしょうか?

入所系と呼ばれる短期入所生活介護(ショートステイ)などは、家族の希望する期間を施設に預けるという介護サービスで、旅行や法事などで利用する方も多く存在しています。

マルチ対応系である小規模多機能型居宅介護などは、デイサービスの要素も、ショートステイとしての要素も含んでいるだけではなく、自宅に来てもらうという訪問介護の要素も含まれています。

また、家族を高齢者向け住まいに住まわせるといった選択肢も最近では多くみられるようになってきています。

つまり、介護サービスの利用の仕方は様々であり、「介護をプロに任せるため」だけでなく「本人の健康と安全を優先にするため」や「家族が休むため」でもあれば、「本人を少しづつ家族以外からの介護を提供される環境に慣れさせるため」といった使い方もできるのです。

私のこの「介護士目線」というサイトでは、介護の情報に関することを広範囲に記事にしていますが、キレイ事だけではなく、それぞれの介護サービスのメリットもデメリットも書いておりますので、参考にしてみてください。

また、家族介護に関しては、「家族介護のススメ」というカテゴリーも用意しており、家族介護の大変さから家族介護をする上でのお得な情報ものせております。

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kumo

他も見てみたいという気持ちから特養、有料、ショート、デイ、訪問入浴で働いてきました。 特養では介護職として、デイサービスでは立ち上げから運営、そして現在は都内の施設で現場もこなす生活相談員として働いています。 自分の家族介護と介護士としての介護の経験が少しでも介護に悩む方の力になれたらと願っています。
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